【伝統の“市松模様”と“桜の花”二つの文字盤】シチズンのメカニカルウオッチ“シリーズエイト”新シリーズに注目
高い信頼性とコストパフォーマンスが魅力の老舗国産時計メーカーのなかでも、“技術力”について特に大きな強みをもつシチズン。 “光発電電波時計”という分野におけるリーディングカンパニーとして、いまも大きな存在感を示しているが、“機械式モデル”についても開発・製造を継続し、技術を培っているのも近年の特徴と言えるだろう。 【画像】伝統の市松模様文字盤に注目、二種類のレギュラーモデルを拡大して見る その象徴と言えるブランドのひとつが、2021年に8年の時を経て再始動したシリーズエイトだ。
CITIZEN Series8(シチズン シリーズエイト) 890 メカニカル 限定モデル 写真のモデルは立体的な幾何学模様をカッパーピンクの文字盤に施した890メカニカルの限定モデル。文字盤外周には両回転インナーベゼルが設置され、アクティブな機能性を反映したスポーティなデザインに仕上げられている。ムーヴメント“Cal.9051”は、平均日差+20~-10秒、持続時間約42時間と高い性能を実現している。
シチズン伝統の自動巻きムーヴメント90系の最新形であるCal.0950、Cal.9051、Cal.9054を搭載しているのが特徴となっており、いずれもスマートフォンやタブレット等から発せられる磁界による時計の時刻精度への影響を防ぐ2種耐磁を装備(磁気に1㎝まで近づけてもほとんどの場合性能を維持)。 さらに平均日差はプラス20~マイナス10秒、駆動時間は約42時間から約50時間と優れた実用性を誇っている。 24年はシリーズエイトで唯一となる20気圧防水を備えた新作の890メカニカルが登場。耐磁性能に加えて20気圧防水というアクティブな機能を具現化し、スポーティなデザインを備えており、今夏の即戦力に最適なモデルと言えるだろう。
文◎Watch LIFE NEWS編集部