ベンツ日本が投入、ミニバン「Vクラス」新型の性能
メルセデス・ベンツ日本(千葉市美浜区、ゲルティンガー剛社長)は、7人乗りミニバンの新型「Vクラス」の注文の受け付けを始めた。内外装のデザインを刷新。新たなサスペンションの採用による乗り心地の向上など快適性を高めた。静電容量式のステアリングホイールを採用し、運転支援システム利用時に運転手がステアリングを握っていることを認識する精度を高めるなど利便性も兼ね備えた。消費税込みの希望小売価格は940万円から。 総排気量1949ccの直列4気筒クリーンディーゼルエンジンを搭載。最高出力163馬力、最大トルク380ニュートンメートル。標準モデル「V220d」の場合、燃費は1リットル当たり13・0キロメートル(WLTCモード)。安全装備ではセンターエアバッグや、リアのウインドーバッグを追加しカバー範囲を拡大した。 V220d以外の4モデルには、滑らかな乗り味を実現する「AIRMATIC(エアマティック)サスペンション」を新たに採用した。これら4モデルはデジタルルームミラーも標準装備し、車両後方の視界をサポートする。 外装ではラジエーターグリルを大型化するなど迫力のあるデザインを強調。新デザインのアルミホイールを採用した。