ウォータークラークが父の産駒としてJRA初勝利 田口貫太「もっと良くなる」【京都5R・2歳新馬】
3日の京都5R・2歳新馬(芝外1800メートル)は、ウォータービルド産駒で田口騎乗の4番人気ウォータークラーク(牡・石橋)がV。2番手追走から直線入り口で先頭に立ち、追い上げる後続を抑えてそのまま押し切った。勝ち時計は1分48秒3(稍重)。 父のウォータービルドは新種牡馬。ディープインパクト産駒で素質を高く評価されながら、度重なる故障で大成できず種牡馬入りしていた。これが産駒のJRA初勝利。「ゲートが速くて、ペースは遅かったけど折り合いもつきました。3ハロンからいい脚を使ってくれたし、これからもっと良くなると思います」と田口が言えば、石橋調教師は「稽古を終えてもハーハーせず息遣いがいい馬だと思っていた。気性が素直で扱いやすいタイプ」と評価する。今後については「強い調教を課してきたので、一旦放牧に出したい」とした。
東スポ競馬編集部