新潟・弥彦で自動運転バス開始 運転手必要な「レベル2」運行
新潟県弥彦村は2日、アクセルやブレーキが自動で、運転手が乗る必要がある自動運転「レベル2」のコミュニティーバス「ミコぴょん号」の定期運行を始めた。既存のバス路線を補うルートで、公共交通サービス空白地帯の解消を狙う。本間芳之村長は「利便性と最先端の技術を確かめてほしい」と目を細めた。 村役場からJR北吉田駅に向かう初便に乗った新潟市西蒲区の自営業杉山寛幸さん(55)は「自動運転バスがどんな感じか興味があった。静かでいい感じ」と笑顔。通行人も走行中のバスに珍しそうに見入った。 最大時速は20キロで運転手を含めて8人乗り。村は将来的には運転手なしの「レベル4」を目指す。