【おむすび】朝ドラ初出演の菅生新樹「皆さんの日常にお邪魔したい」と意気込み 「幼なじみとしていい奴」な陽太役への思い語る
連続テレビ小説『おむすび』(NHK総合ほか)は、現在第3週「夢って何なん?」を放送中。結がハギャレンのメンバーたちとともにパラパラの練習に励むのを見ていた結の幼なじみ・陽太(菅生新樹)は、ボディガードよろしく結を守ろうとする。本日放送の第11回では、結を心配する父・聖人(北村有起哉)を前にして「実は俺たち、付き合っとるんです」と口から出まかせを言ってしまった。 【写真】糸島の高校生にしか見えないハマりっぷりだ そんな素朴で愚直な陽太を演じる菅生新樹から、役への思いと今後の陽太の見どころについてコメントが届いた。
あまりの台本の多さに「これ、何?」
オーディションで陽太役を勝ち取った菅生は、朝ドラへの出演が決まったときの気持ちを、こう振り返る。 「決まったときは、本当に『言葉にならないって、こういうことなんだ』と、初めて体験した感じでした。その日は事務所に呼ばれて、いつも行かない部屋で台本をドンッと渡されたんです。そんなに量がある台本をこれまで見たことがなかったので、『これ、何?』と(笑)。それが朝ドラの台本だと言われても理解ができず、嬉しい気持ちよりも、『本当?』という気持ちが強かったです。撮影に入るまでは、ずっと『本当?』と思っていました」 「NHKの朝ドラと大河ドラマは出たい作品の一つでした。小学校や中学校のときに家族含め母親がずっと見ていたので、朝起きると絶対にテレビから流れていて、すごく当たり前の存在というか、日常の一つという感覚がありました。自分も皆さんの日常にお邪魔したいなと思っていたので、いま自分も朝ドラの世界に入っているのだと思うと、すごく嬉しいです。出演するからには、自分の演じる『古賀陽太』というキャラクターを本当に愛してほしいなと思いますし、ドラマ自体も、朝ドラを観てくださった方の記憶に残ってほしいなというのが、今の意気込みです」
いい意味でも悪い意味でも空気を読めない陽太。それが可愛い
また、自身が演じる「古賀陽太」について、こう分析する。 「『こういう幼なじみがいたらいいな』と思ったのが、僕の中での陽太のキャラクター像です。自分が、幼なじみとしていてくれたら『いい奴だな』『嬉しいな』と思う像を想像して、その中で何が一番陽太の良さとして出せるのかなと考えました」 「陽太は、いい意味でも悪い意味でも空気を読めなかったりしますが、ちゃんと大事なときは近くにいてくれるし、声をかけてくれます。結からすれば家族の一員になっていると思うんです。その身近さみたいなものを、僕の中では一番意識して演じています。陽太は結に恋心を抱いているので、結の周りにあらたな人物が出てきては揺さぶられるなどのシーンがたくさんあるんです。まっすぐに好きだという感情がわかりやすく出ているキャラクターだと思うので、陽太が可愛いなと思ってもらえるポイントだと思います」