【おむすび】朝ドラ初出演の菅生新樹「皆さんの日常にお邪魔したい」と意気込み 「幼なじみとしていい奴」な陽太役への思い語る
途中からは役づくりも関係なく、自分が陽太になって楽しんでいた
菅生の持つ唯一無二の「地元の青年っぽさ」を発揮して、すっかり溶け込んでいた糸島での撮影については、 「撮影では多くの地元の方にエキストラで協力いただきました。撮影の空き時間は普通なら控室に戻るんですが、僕は糸島の人たちとできるだけ話していました。最初は、少しでも役の参考になればと思っていたんです。でもいつの間にか、そこがすごく居心地がよくなっていました。話した次の日にお子さんを連れてきてくれたりして、どんどん人が増えていって」 「僕は、関西出身なんですが、関西の人よりも距離が近いというか、親しみやすい人たちばかりでした。自分たちが育てた野菜や魚を持ってきてくれたり、実際に船を持っていて漁業をしている方が『いつでも、うちの船に乗りにきてよ』と言ってくれたりもして、親戚みたいになりました。糸島の自然の中で育ち、明るい性格の陽太は、本当にこういう風にすごしているのだろうなと感じることができました。途中からは、もう役づくりも関係なく、自分が陽太になって楽しんでいましたね」 「プライベートでは、松本怜生(※風見亮介役)とトゥクトゥクに乗りました。松本は、前作で一緒だったので何度も会っていたし、年も一個下であまり変わらず、部屋が近かったこともあり、撮影が終わると毎日一緒にご飯を食べていました」 と、思い入れたっぷりに振り返った。
『おむすび』は何が起こるかわからない朝ドラ
最後に、今後の物語の見どころを教えてくれた。 「今作の『おむすび』という朝ドラは、時代背景だったり、設定だったり、これまでになかった朝ドラになっていると思います。登場するキャラクターも若い人物が多く、最初の福岡・糸島編なんて、家族がいて、あとは10代の高校生ばかりです。今までの朝ドラもそうだったと思いますが、今回はよりフレッシュさがあり、それが『おむすび』の強さかなと思っています。みんな元気で、良い意味で落ち着いていない、本当に何が起こるかわからない朝ドラになっていると思うので、そのフレッシュさも楽しんでもらえたらと思います。皆さんの朝 15 分の時間を明るくして、良い一日のスタートが切れるようなドラマになっていると思うので、ぜひご覧ください」 (まいどなニュース特約・佐野 華英)
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