クリッパーズのカワイ・レナードがオフにヒザを手術…キャンプメニューも限定的か
9月25日(現地時間24日、日付は以下同)。ロサンゼルス・クリッパーズのカワイ・レナードが、オフシーズンにヒザの手術を受けたと『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者とロウ・マレー記者が報じた。 【動画】昨シーズンにレナードが決めた好プレー集はこちら! レナードは昨シーズンに68試合へ出場し、平均23.7得点6.1リバウンド3.6アシスト1.6スティール0.9ブロックをマークし、オールスターとオールNBAセカンドチームに選出。 ただ、右ヒザの炎症のため、レギュラーシーズン最後の8試合を欠場。「NBAプレーオフ2024」でもダラス・マーベリックスとのファーストラウンド6戦のうち4試合を欠場、最後の3試合は連続して欠場していた。 その後アメリカ代表の一員として7月にラスベガスで開催されたトレーニングキャンプにも参加していたのだが、デリック・ホワイト(ボストン・セルティックス)が代役としてロスター入りし、パリオリンピックへ出場できなかった。 今オフにヒザの手術を受けたため、レナードは10月2日から始まるトレーニングキャンプでも炎症が治まるまではドリルへ参加せず、回復するまでは我慢することになるという。 25日の会見で、クリッパーズのバスケットボール運営部代表のローレンス・フランクはこう話していた。 「我々は、とにかく強化と管理していくことにフォーカスしている。レッスンになったんだ。彼はダラスとのシリーズで1試合、あるいは(前半か後半どちらかの)ハーフでも復帰し、プレーすることを心底望んでいた。ただ、あの時点で(ヒザの)炎症は対処できない状況にあった。だから我々はそうしたくなかったんだ」 プレーオフ途中で離脱し、パリオリンピック出場も叶わなかったものの、レナードのヒザはポジティブな方向へ向かっているとフランクは言う。 「彼のヒザは本当に、いい状態にある。オフシーズンの期間、我々は100パーセントの状態へ戻るために努めてきた。(復活まで)近づいていると私は見ている」 球団創設55周年を迎えるクリッパーズは、今シーズンから新たなチームロゴ、ユニフォームに変え、インテュイット・ドームという新たなホームコートでプレーするだけに、ジェームズ・ハーデンとともに主軸を務めるレナードの健康状態は重要。現時点では開幕に間に合うかも微妙ながら、今はとにかくコンディションを整えてほしい限りだ。
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