ポルシェ「911GT3 RS」よりも速い!? テスラ新型「モデル3パフォーマンス」の販売店の反響は?
スーパースポーツより速い加速性能
テスラモーターズジャパンはを2024年4月24日、新型「モデル3」の最高性能のグレード「パフォーマンス」を発売しました。価格は税込725万9000円からとなります。 【画像】ポルシェ「911GT3」より速いのに実質600万円台で買える!? テスラ・モデル3の高性能版を見る(38枚)
モデル3は、4ドアセダンの電気自動車(EV)です。2016年に初期型が発売されました。 最高峰の「モデルS」よりもひと回り小さいボディを持つことが特徴。そのため、日常使用時の機動性が向上しています。 グレードは3種類が用意されています。RWD(後輪駆動)、ロングレンジ(デュアルモーターAWD)、そしてパフォーマンス(デュアルモーターAWD)です。 この並び順に価格と走行性能が上がりますが、航続距離が一番長いのはロングレンジ。RWDはパワーと航続距離(電池容量)を抑え買いやすい価格設定をした廉価版というポジションです。 2023年9月、モデル3の改良新型が発表され、12月に納車が開始されました。 発表時にはRWDとロングレンジのみでしたが、今回、パフォーマンスが発表されたことで、新型にもすべててのグレードが出揃ったことになります。 新型モデル3パフォーマンスは、先代同様にデュアルモーター式のAWD(前輪後輪にそれぞれモーターを装備)です。 航続距離は最大601km。エアコンなどの使用を想定して8割としても500km近くを無充電で走れると考えられます。 最高速度は262km/hで、0-100km/h加速は3.1秒。加速性能は先代のパフォーマンスよりも0.2秒速くなりました。 ちなみにこの値は最新型のポルシェ「911 GT3 RS」よりも0.1秒速いものです。 そして新採用となったのは電子制御サスペンション。前後のショックアブソーバーの減衰力を走行状況に合わせて自動調整し、スポーツ性と快適性を両立します。 ちなみにパワーモードも選択可能で、街乗り向けのスタンダード、より快速な運転ができるスポーツ、そしてサーキット向けのトラックモードが用意されています。 トラックモードにすると前後のモーターのトルク配分を自由に調整可能。前輪を0%、後輪を100%と後輪駆動化したドリフトモードも用意されています。 内外装面では、フロントバンパーがパフォーマンス専用品。両端にエアダクトを設けるといった専用装備がなされています。 リアにはカーボン素材でつくられたスポイラーも装着。さらにホイールも専用の鍛造品で、デザインも一新されました。 内装はセミバケットシートのように体を包み込みホールドするスポーツシートを採用。カーボン素材のパネルなども装備されています。 ボディカラーはパールホワイト、ソリッドブラック、ディープブルーメタリック、ステルスグレー、ウルトラレッドの計6色を用意。内装もブラックとホワイトから選択可能です。