インフル猛威……年末年始の“薬不足”が追い打ち 「薬を長めに出して」はNG 急な発熱があったら?【#みんなのギモン】
■年末年始に急な発熱があった場合は?
桐谷キャスター 「かかってしまったけれど薬が切れてしまった時はどうしたらいいんですか?」 菅原解説委員 「有明ファミリー薬局では、せき止めは例えば錠剤を希望でも粉薬で対応する可能性があるそうです。ただインフルエンザの治療薬は代用できるものがないので、ほかの薬で症状を緩和させながら治るのを待つしかありません」 「私たち患者側に言えることとしては、年末年始に急な発熱などがあった場合には、深刻な状況でなければ市販薬をのんで自宅で様子を見るのもありです」 「ただ家族など周囲でインフルエンザや新型コロナウイルスに感染している方がいる場合には医療機関の受診を検討してほしいということでした」
■年末年始にインフル…どうすれば?
忽滑谷こころアナウンサー 「薬局もそうですが、医療機関も開いているところ、閉まっているところがありますから、心配ですよね」 菅原解説委員 「確かに年末年始は開いている医療機関が限られて困りますよね。インフルエンザの患者が急増しているという『新ゆり内科』の高橋央院長によると、まずは自分で検査するキットがあるので、それを買っておいて検査するのがおススメだということです」 「検査のタイミングは熱が出て半日後で、解熱剤をのんでも下がらない時に検査してほしいとのことです。その上で陽性と出てしまったら、各地域に年末年始の休日診療所が運営されるので、そこに行くのがいいということです」 「高橋院長も薬不足の深刻さを訴えていて、患者さんには『長めに出して』と言うのは控えてほしいといいます」 鈴江アナウンサー 「本当に必要な分だけですよね」 菅原解説委員 「年末年始なので長めに欲しいのはわかるけれども、今の状況でそれをやるとひっ迫してしまうということでした」 「特に小さなお子さんなどは、インフルエンザ脳症の可能性があります。高熱が続いて意識がおかしい、うわごとを言うなどの場合は救急外来を受診してほしいということです」