津田学園選手紹介 大音壱汰選手(2年) チーム一の俊足 /三重
<第91回センバツ> チーム一の俊足。県大会、東海大会と1番バッターを務め、相手投手に揺さぶりをかけた。瞬発力を鍛えるために、下半身のウエートトレーニングや、坂道ダッシュなどに力を入れている。 福井県敦賀市出身。中学生の時に同じクラブチームでプレーした先輩2人が津田学園に入学しており、「先輩がいて甲子園を狙えるチームなら」と進学先に選んだ。入部してすぐの印象は「とても一体感のあるチーム」。自分の選択は間違っていなかった。 昨秋は守備で悔しい思いをした。東海大会出場をかけた昨年9月の県大会準決勝の菰野戦。六回まで2-0でリードしていたが、七回に遊ゴロを一塁に悪送球するミス。この回に1点を奪われ、最終的にチームは逆転負けした。「自分のミスで相手に流れを与えてしまった」と悔やむ。 同じ失敗を繰り返さないよう、日々の練習では一塁手が捕球しやすい球を投げることを意識している。甲子園の大舞台が汚名返上のチャンスとなる。【谷口豪】=随時掲載 ……………………………………………………………………………………………………… ◇素顔 こわもてだが、「意外と優しい」。練習の後、寮の食堂で仲間と雑談する時間に癒やしを感じている。音楽は「コブクロ」をよく聴く。 〔三重版〕