9月に就任した中田一三監督が来季も奈良を指揮…続投決定「共に進み、共に喜びを分かち合いましょう」
奈良クラブは1日、中田一三監督(51)との契約更新を発表した。 中田監督は、9月にフリアン・マリン・バサロ監督の解任を受けて監督に就任していた。 チームは残留争いをするなか、最終的には7勝18分け13敗の勝ち点39で17位フィニッシュ。なんとか残留を果たしていた。 2年目の指揮を執る中田監督は、クラブを通じてコメントしている。 「この度、2025 シーズンも奈良クラブの監督を務めさせていただけることとなり、心から感謝と喜びを感じています。今シーズン、厳しい状況の中「奈良からJの火を消さない」という強い思いで挑み、J3残留を果たすことができたのは、選手たちの努力はもちろん、スタジアムで、そして全国から熱い声援を送ってくださった皆さまの存在があったからこそです。本当にありがとうございました」 「奈良の誇りである奈良クラブを、より一層、地域の皆さまに愛されるよう、選手・スタッフと一丸となって、”感動×喜び”を全力でお届けして参りたいと思います」 「新たな挑戦の始まりに向けて、皆さまの温かいご支援と変わらぬ熱い応援をいただければ幸いです。共に進み、共に喜びを分かち合いましょう。奈良クラブの未来を、皆さまと一緒に創り上げていけることを心から愉しみにしています」 また、代表を務める濵田満氏もコメントしている。 「2025 年シーズンも中田一三監督にチームを率いて頂くことになりました。数ヶ月チームを率いてもらった中で、中田監督が持つ、圧倒的なパワー、勝負勘、嗅覚は奈良クラブに欠けているもので、勝てるクラブになるために絶対的に必要だと感じています」 「また、選手のアスリート能力の最大化に着手して頂いたことで、最終戦などは走行距離、スプリント回数などの大きな改善が見られました。さらに奈良クラブが大切にしている、よいポジショニングをベースにしたボール保持からの攻撃や、ロスト時の即時奪還はもちろん、テンポのよいパス交換からの崩してのゴールなどがたくさん見られると期待しています」 「2025 年シーズンは中田監督の元、ワクワクするフットボールをファン、サポーターの皆さまにお見せできることを確信しています!」
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