【阪神JF・厩舎直送】完成度高いダンツエラン 「2歳とは思えないほど体がしっかりとしている」
[GⅠ阪神ジュベナイルフィリーズ=2024年12月8日(日曜)2歳牝、京都競馬場・芝外1600メートル] 前走で重賞初制覇を飾って勢いに乗るのがダンツエラン(本田)。2019年レシステンシア以来、史上4頭目のGⅢファンタジーS勝ち馬による阪神JF制覇を目指す。 担当の橋本助手は「2歳とは思えないほど体がしっかりとしていて、動きが柔らかいんです。同じコースを経験していますし、(不良馬場で勝った)前走の結果を考えると、今の荒れた馬場も問題ないと思うので。勝負になると思っていますよ」と言葉に力を込める。 2日朝も気配は上々。洗い場で涼しい表情を見せていた。「賢くて自分の意志を持っている馬」(橋本助手)。中間も与えられたトレーニングメニューを順調に消化している。 初戦は2番手追走から勝ち、2戦目は逃げて3着。前走は中団から差し切るなど、馬場不問のうえ展開にも注文がつかない点は頼もしい。「状態は上がってきている感じ。前回以上だと思います。普段は扱いやすくて、調教時もうるさい面を見せません。完成度の高い馬ですし、今のところは注文はありません」と同助手は力強い口調で言い切った。
東スポ競馬編集部