「闇バイト」で外国人リクルート増加か、ペルー人の男ら3人再逮捕…SNSで「お金下ろす仕事」に応募
特殊詐欺にかかわったとして、埼玉県警は5日、ペルー国籍で東松山市、無職の男(22)ら南米の国籍の男3人を電子計算機使用詐欺の疑いなどで再逮捕した。「闇バイト」に応募したとみられている。 【ひと目でわかる図解】闇バイト強盗グループの構図
発表によると、3人は10月21日、何者かと共謀し、上尾市の女性(59)宅に市役所職員などを装い「医療費の還付がある」などと電話。計363万8360円を振り込ませ、だまし取るなどした疑い。
うち1人は8月頃、SNSで「オンラインカジノで稼いだお金を下ろす仕事」を見つけて応募。在留カードの写真を送信し、その後は、秘匿性の高いアプリで指示を受けていた。カネを引き出す「出し子」を務め、「住所と家族を把握している」などと指示役から脅されたため、やめられなかったという。
捜査幹部は、犯罪グループが「闇バイト」などで外国人をリクルートするケースが増えているとみている。