【MLB】レンジャーズ・シーガー 左打ちの遊撃手では史上初の通算200本塁打を達成 チームは3連勝
【レンジャーズ2-1ホワイトソックス】@ギャランティードレイト・フィールド
日本時間8月30日、レンジャーズは敵地ギャランティードレイト・フィールドでのホワイトソックス3連戦の最終戦を迎え、接戦の末に2対1で勝利。3連戦をスイープし、敗れたホワイトソックスは今季104敗目を喫した。レンジャーズ先発のネイサン・イオバルディは7回96球を投げて被安打1、奪三振10、与四球2、失点0の好投で2年連続4度目の2ケタ勝利となる10勝目(7敗)をマーク。3番手のカービー・イェーツが25セーブ目を挙げ、ホワイトソックス先発のニック・ナストリーニは6回3安打1失点の好投も6敗目(0勝)を喫した。 【動画】レンジャーズのコリー・シーガーが先制の30号ソロを放つ 4回表一死まで1人も走者を出せなかったレンジャーズだが、コリー・シーガーがライトへ30号ソロを放ち、1点を先制。イオバルディの快投が続くなか、7回表には無死1・3塁のチャンスを作り、ワイアット・ラングフォードの内野ゴロの間に2点目を奪った。8回裏に登板した2番手のデービッド・ロバートソンは二死から1・3塁のピンチを招いたが、ニッキー・ロペスをショートゴロに打ち取って無失点。9回裏に登板した3番手のイェーツは一死からアンドリュー・ボーンに15号ソロを浴びたが、後続を抑え、2対1で試合を締めくくった。 シーガーは先制の30号ソロを放ち、通算200本塁打のマイルストーンに到達。これで3年連続のシーズン30本塁打達成となり、キャリアハイ(=2022年と2023年の33本塁打)更新の可能性もある。ちなみに、通算200本塁打を達成した遊撃手はシーガーが史上15人目だが、左打ちの遊撃手ではシーガーが初めて(両打ちのジョン・バレンティン、フランシスコ・リンドーア、ジミー・ロリンズを除く)。通算300本塁打以上の遊撃手はカル・リプケンJr.(431本塁打)とミゲル・テハダ(307本塁打)の2人しかいないが、現在30歳のシーガーはどこまで数字を伸ばしていくだろうか。