祝30周年!『パワフルプロ野球』伝説! 開発に携わった4人が語る、人を惹きつける魅力の源とは?
――今後、『パワプロ』はどうなっていくんでしょう? 豊原 現実の野球に合わせて変わっていくのが『パワプロ』ですから、実際の野球の進化に合わせて進化していくんじゃないですかね。 小野浦 まあ、数十年後には野球じゃなくなっているんじゃないですか?(笑) 西川 えー! 一同 (笑) 池本 細かいモードに変化はあっても、『パワプロ』の柱はあんまり変わらないんじゃないかなと思います。 小野浦 今までの話の中でも出てきたように、『パワプロ』ってみんなの"好き"が詰まって、モードが増えたりと進化してきました。そんな幕の内弁当みたいなゲームは唯一無二だと思います。 『パワプロ』ファンの方々や開発担当の"好き"によってそれぞれのモードが発展していっているので、今後もそうした皆の"好き"のエネルギーが新しいゲーム体験を提供していくんじゃないかなと思います。 ●豊原浩司(とよはら・こうじ)1986年に入社。ゲームプランナー。『パワプロ』シリーズの前身となる『激突ペナントレース2』『生中継68』の制作を担当。その後、1作目の『パワプロ94』から現在に至るまで、KONAMIの野球ゲーム制作に長く携わる。『パワプロ』シリーズの生みの親 ●西川直樹(にしかわ・なおき)1991年に入社。ゲームプランナー。『パワプロ』シリーズ1作目から制作に携わる。その後、姉妹作品『パワプロクンポケット』シリーズに長く携わり、2014年からモバイルゲーム『パワプロアプリ』を担当。入社以来、作業着がトレードマーク。青→緑→ねずみ色と現在3代目 ●池本健二(いけもと・けんじ)1994年に入社。ゲームプランナー。『パワプロ97』からシリーズのデザイナー兼企画として、制作に携わる。『パワプロ』シリーズ人気ナンバーワンモード「栄冠ナイン」の生みの親。趣味は釣りとキャンプと野球 ●小野浦辰哉(おのうら・たつや)2011年に入社。ゲームプランナー。16年からプログラマーとして『パワプロ2016』やモバイルゲーム『パワプロアプリ』に携わり、最新作『パワフルプロ野球2024-2025』ではメインプランナーを担当。あだ名は「浪速のシティーボーイ」 一般社団法人日本野球機構承認 Konami Digital Entertainment/WBCI ©️2024 SAMURAI JAPAN 日本プロ野球名球会公認日本プロ野球OBクラブ公認 日本プロ野球外国人OB選手会公認プロ野球フランチャイズ球場公認 ゲーム内に再現された球場内看板は、原則として2023年度プロ野球公式戦のデータを基に制作しています。データは、Japan Baseball Data(株)が独自に収集したものであり、公式記録とは異なる場合があります。提供情報の手段を問わず、いかなる目的であれ無断で複製、転送、販売等を行う事を固く禁じます。All other copyrights or trademarks are the property of their respective owners and are used under license. cKonami Digital Entertainment 取材・文/畑 史進(エンタジャム) 撮影/矢橋恵一