3日かけて純銀でシビックを塗装……!? 世界で最もシルバーなワンオフモデル「シルバーアニバーサリー」が誕生
欧州ホンダは、ヨーロッパでのハイブリッドモデル発売25周年を記念して、ホンダはシビック e:HEV に世界で最もシルバーの塗装を施したワンオフモデル「シルバーアニバーサリー」を発表した。アーティストのスチュアート・センプル氏が本物の銀を使って制作した「世界で最もシルバー」な塗装が施されており、25年間ハイブリッド技術に向き合ってきた欧州ホンダを祝福した。2024年には、ホンダのハイブリッド技術の広範な進化が、完全に電動化された主力モデルシリーズで披露され、モデルラインナップの電動化が推進される。 【写真ギャラリー】3日間にわたって塗装されたワンオフの“シルバーシビック” 1999年9月に、欧州初のハイブリッドモデルのインサイトが発売されてから25周年を記念して、特別なシルバー塗装のシビックe:HEVが1台だけ公開された。ハイブリッド誕生25周年を記念して、ホンダは著名なアーティストであり色彩の権威であるスチュアート・センプル氏に特別なシルバー塗装の製作を依頼した。 最高の素材のみを使って作業することに情熱を傾けるスチュアート氏は、64%の純銀フレークと顔料をアクリル懸濁液に混ぜ合わせて塗料を作った。この塗料はあらゆる表面にスムーズに塗布でき、純金や純銀の金属のような外観を実現するため、アーティストはこれらの色を忠実に表現した作品を作ることができる。 ペイントが混合されると、英国ボーンマスのザ・シロップ・ルームの特注製作専門家に引き渡され、シビックに塗布された。3日間にわたって、熟練したスプレー専門家のチームが、慎重に温度管理された環境で車のボディを洗浄し、準備した上で、何層もの専門的保護塗料を塗布。最後に、高精度のスプレー装置を使用して、この特別なシビックが完成した。 ホンダは現在、ハイブリッド車の生産を開始してから40年目に入っている。この四半世紀の間、ブランドのエンジニアたちはこのタイプのパワートレインの完成に努め、その成果は現在の主流となっているフル電動モデルのラインナップに反映されている。
MotorFan編集部