岡山・津山女児殺害で服役中の男を別の事件で逮捕 兵庫県で女児を刃物で刺し殺そうとした疑い
KSB瀬戸内海放送
2004年に岡山県津山市で女の子を殺害し、無期懲役の判決を受け服役中の男が、兵庫県の別の事件で殺人未遂の疑いで逮捕されました。 【写真】事件があった現場 津山市 2004年
殺人未遂の疑いで7日に逮捕されたのは、2004年に津山市で当時小学3年生の女の子を殺害し2023年、無期懲役の判決が確定して服役中の勝田州彦容疑者(45)です。 兵庫県警によりますと勝田州彦容疑者は2006年、兵庫県たつの市で当時小学4年生の女の子の胸などを刃物で刺し殺そうとした疑いが持たれています。この女の子は重傷を負いました。 現場近くの防犯カメラにはリュックを背負い走り去る男の姿が映っていて、警察が捜査していました。 また、勝田容疑者は2007年に兵庫県加古川市で当時小学2年生の鵜瀬柚希さんが殺害された事件についても関与を認めているということです。 勝田容疑者は2018年、別の事件で刑務所に服役中、岡山県警の取り調べに対し津山市で女の子を殺害したことをほのめかし、殺人容疑で逮捕されました 逮捕後、いったんは女の子の殺害を認める供述をしましたが、その後、否認に転じ、裁判で弁護側は「犯行当時、現場にも津山市にも行っていない」などと無罪を主張しました。 裁判では捜査段階の「自白」は信用できるとして、2023年、無期懲役の判決が確定しました。
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