「株式益利回りと長期金利の逆転」は何を示唆しているのか
アメリカの株価が割高になればなるほど、将来に得られる期待リターンは下がらざるを得ない(写真:ブルームバーグ)
政策金利が長期間にわたって高水準を維持するという“higher for longer(より長くより高い)”シナリオの浸透にしたがって、アメリカの長期金利はリーマンショック前の2007年以来の水準にまで上昇している。ここ数日ではピークから0.3%弱も低下し、急速な金利上昇局面にも変化の兆しが見られるが、インフレ動向次第では再び騰勢を強める可能性は大いにあるだろう。
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田渕 直也