<磐城・センバツへ>Play Hard 試験終え練習再開 休み期間、グラウンド整備 /福島
第92回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に21世紀枠で出場する磐城が7日、学年末試験を終え、約10日ぶりに練習を再開した。センバツ初勝利に向けて、本格的なスタートを切った。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 この日はグラウンド整備のため、体幹トレーニング、ティー打撃、ランニングの3班に分かれて練習。その後、各自でウエートトレーニングを行った。ナインは時折つらそうな表情を浮かべながら、約3時間汗を流した。 岩間涼星主将(2年)はミーティングで「磐城はセンバツでは勝ったことがない。常に野球のことを考えて、全員が絶対に勝つんだという気持ちで、歴史に名を残す大きなことをやり遂げよう」と士気を高めていた。 試験を終えて、竹田洋陸選手(2年)は「いつもよりできた気がします」と満足げだった。首藤瑛太選手(1年)は、練習が休みとなったテスト期間中、いわき総合図書館に通って勉強したという。「頑張って勉強したので、いい点数が取れますように」と話した。 また試験期間に合わせて4~7日の間、グラウンド整備が行われた。10トントラック7台分の黒土を白河市から運び、ベースも一新。野球部が使用しているグラウンドも、昨年の台風19号で土が流されるなど被害を受けたが、甲子園に向けて万全の態勢となった。【磯貝映奈】