現役続行か引退か…イニエスタはプロキャリア最後の決断を熟考中
元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(40)は、プロキャリア最後の決断を熟考中のようだ。スペイン『レレボ』が報じている。 バルセロナ生え抜きのレジェンドであり、ヴィッセル神戸でも活躍したイニエスタは、2023年8月にUAEのエミレーツ・クラブへ加入。しかし、クラブは2部に降格。同選手にとってはキャリア初の苦い経験となった。 そのエミレーツ・クラブとの契約には1年の延長オプションが盛り込まれていたが、同選手は即時の行使を見送り、無所属の状態となっている。 そして、現在は妻のアンナ・オルティスさんと5人の子供たちと共にドバイでの生活を続け、個人でコンディション維持に務めている状況だ。 『レレボ』の報道によると、イニエスタに対してはエミレーツ・クラブとの再契約を含め世界中のクラブからオファーが届いており、キャリア続行の機会は提供されているが、同選手に近い情報筋でもプロキャリア最後のオファーを受け入れるか、このままスパイクを脱ぐ決断を下すかどうか判断が付かない状況にあるという。 また、イニエスタ自身も重要な決断を急ぐつもりはないとのことだ。 なお、フットボール界のレジェンドは今年7月にスペイン『スポルト』のインタビューで「僕はそれ(引退)についても考えている。ただ、現時点で確かなことは何もわからないよ。今年中にコーチングライセンスを取得することも考えている。フットボールを続けられるか、そうでなければフットボーラーとしての活動を止めなければならない」と自身の今後について語っていた。 世界中のフットボールファンに愛されるイニエスタの去就だけに多くの人々がやきもきする状況ではあるが、今は静かに生ける伝説の決断を待ちたいところだ。
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