《魚肉ソーセージレシピ》高タンパク&低カロリーがうれしい!やみつき“ギョニソ”おかず
“ギョニソ”の愛称で親しまれる魚肉ソーセージ。脳にいいDHAを付加したり、塩分を大幅にカットするなど子どもやシニア層にアピールする商品も続々登場。また常温で保存できることから、災害食としてのニーズも。ギョニソの人気レシピをSNSからピックアップ! 【写真】さらにヘルシーに進化した“ギョニソ”の絶品レシピ
インスタ映えもする令和の優秀食材
おつまみやお弁当、小腹がすいたときのおやつなどに便利な魚肉ソーセージ。スケソウダラのすり身などが主原料でタンパク質やカルシウムが豊富、ウインナーソーセージと比べ、低カロリー&低脂質なヘルシー食材として人気です。 また、オメガ3脂肪酸のDHAやEPAなど、脳や血管の働きをよくするといわれる栄養素も入っています。 「健康志向のニーズに合わせ、減塩やDHAを増量した商品も人気。シニアや子どものいるファミリーに需要が高いようです。価格が安定しているのも使いやすいですよね」 そう話すのはスーパーマーケット研究家の菅原佳己さん。 常温で90日から150日ほど保存できることから、最近では災害時の備蓄食としての需要も。そのまま食べても、ひと手間加えてもおいしく、ピンク色と丸い断面が料理に「映え」る“ギョニソ”。 「マヨネーズとの相性がバツグンなので、縦切りにしてコッペパンに挟んだだけでもおいしいですよ。ぜひ試してみてください」(菅原さん) 菅原佳己さん●スーパーマーケット研究家。自腹で全国のご当地スーパーを行脚し、専業主婦から47歳でスーパーマーケット研究家に。近著に『日本ご当地おかず大全』(辰巳出版)がある。 ギョニソのトッポギ風 うまみの効いた魚肉ソーセージに韓国風甘辛ダレがクセになる味です 材料と作り方/2人分 (1)魚肉ソーセージ2本(140g)は長さを6等分に切る。ボウルにA[コチュジャン小さじ2、はちみつ小さじ1、酒大さじ1/2、しょうゆ・すりおろしにんにく各小さじ1/2]を入れて混ぜ合わせ、魚肉ソーセージに絡める。 (2)耐熱皿に(1)を入れ、トースター(1000W)で4~5分加熱する。器に盛り、白いりごま適量をふる。 ギョニソでチンジャオロース 魚肉ソーセージにすると、豚肉と比べカロリーが半分。中華の定番がヘルシーに 材料と作り方/2人分 (1)魚肉ソーセージ2本(140g)は長さを半分にしてから縦4等分にスライスし、3mm幅に切る。ピーマン3個、赤パプリカ50gは縦半分にして種とヘタを取り、3mm幅の細切りにする。たけのこ(水煮)50gも細切りに。A[酒・水各大さじ1、しょうゆ小さじ2、オイスタソース小さじ1、砂糖・片栗粉各小さじ1/2、顆粒鶏ガラスープの素ひとつまみ]はボウルに入れて混ぜ合わせておく。 (2)フライパンにサラダ油適量を入れて中強火で温め、ピーマン、赤パプリカ、たけのこを入れる。全体に油がなじんだら、塩、こしょうをし、魚肉ソーセージを加えて火を通す。 (3)いったん火を止め、Aを加えたら弱火で混ぜて味を絡ませる。 ギョニソとほうれん草のからしじょうゆあえ 女性に不足しがちなカルシウムと鉄分両方が補えて便利! 材料と作り方/2人分 (1)ほうれん草1束(200g)は水洗いし、水滴がついたまま全体をラップで包む。耐熱皿にのせ、電子レンジで2分加熱。取り出して氷水にさらし、粗熱がとれたら手で軽く水けを絞ったあと、キッチンペーパーでしっかり水分を拭きとる。 (2)(1)の根元を切り落とし、長さ5cmに切る。魚肉ソーセージ1本(70g)は長さを3等分にしてから、4~5等分にスライスし、細切りにする。 (3)ボウルにA[だし汁大さじ1と1/2、しょうゆ小さじ2、練りがらし小さじ1/2]を入れて混ぜ合わせたら、(2)を加えてあえる。 ぐるまん食堂さん●家族のために40年、料理を作り続けた経験を活かし、アメブロやナディアでレシピを公開。