社会人にこそお勧め!仕事で成果を出すための「大人の自己分析」紹介
【目的別】社会人にお勧めしたい自己分析の方法
就活での自己分析の方法は、やりたいことや価値観などにフォーカスを当てるものが多いですが、社会人の場合は強みや持ち味、好きなことや楽しいと感じることを丁寧に深掘りすることをお勧めします。それにより、仕事で成果を出せたり、自分が求める働き方ができたりと、働き甲斐や人生の充実度そのものを高められるようになるからです。 次からは、「仕事を含めた人生そのものの充実度を上げたい場合」と「仕事で得られる喜びややりがい、成果を高めたい場合」にわけて、お勧めの自己分析方法をご紹介します。
人生を充実させたい→「楽しかったこととその理由」を洗い出す
人生そのものの充実度を高めたいなら、「自分の価値観」と「それに対する時間とお金の使い方」を振り返って洗い出す方法をお勧めします。 とはいえ、自分の価値観はそう簡単にはつかめないので、これまでの人生を振り返り「楽しかった・嬉しかった思い出」を挙げ、なぜ楽しい・嬉しいと思ったのか「その理由」を深掘りしていくといいでしょう。 そのうえで、「楽しい・嬉しい」と思える活動に、どれだけの時間とお金を費やしてきたのか、振り返ってみましょう。大半の人が「思ったよりも費やせていない」という感想を持つと思いますが、その後意識的に楽しい・嬉しいと思えることに時間、お金を割くようにすれば、日々の生活が今より楽しくなり、人生そのものの充実にもつながります。 「人生を充実させる」ことを目的とした自己分析方法なので、過去を振り返る際には仕事もプライベートも含めた中から、楽しかった・嬉しかった思い出を洗い出すことが大切。そして、その理由を深掘りすることが何より重要です。それにより、表面的な楽しさ・嬉しさではなく、本質が洗い出されてきます。 例えば、「昇進した時が嬉しかった」という場合。なぜ嬉しかったのかを深掘りしてみると、「キャリアアップできて裁量権が増えたから」という人もいれば、もしかしたら「家族が自分以上に喜んでくれたから」という人もいるかもしれません。後者の場合は、「大切な人の喜ぶ顔を見るのが嬉しく、それを大事にしたい」という価値観が洗い出されてきます。 さらに、「家族はなぜそこまで喜んでくれたのか」まで深掘りしてみましょう。その結果、「昇進すれば給与が上がり、家計が潤うから」喜んでくれたのだとわかれば、仕事で頑張って収入を上げようと奮起できるでしょうし、「昇進すれば仕事のこと、部下のことを自宅でもっと話してくれるようになる」と思って喜んでくれたのだとわかれば、家族との時間を増やすべく努力すれば自身の喜び、幸せも増えるでしょう。