花嫁姿の名脇役! ロイヤルが選んだ「麗しのウエディング・ブーケ」【後編】
花嫁にとって、ウエディング・ブーケはドレス姿を引き立てる重要なアクセサリー。伝統的なホワイトブーケが多く選ばれる中、最近では個性的でアーティスティックなデザインや、豊かなグリーンを取り入れたオーガニックブーケも注目を集めています。 【写真ギャラリー】華麗なるジュエリーをまとったロイヤルレディたち ここではロイヤルが選んだブーケをご紹介。前編とあわせてチェックして!
クラッチブーケ/イマン王女(ヨルダン)
アンマンにあるベイト・アル・ウルドゥン宮殿で行われたイマン王女の結婚式。デコルテや袖に繊細なレースがあしらわれたディオールのロングスリーブドレスとレースのロングベール、ショーメのティアラというエレガンスあふれるスタイルの仕上げとなったのが、白一色の花で構成された小ぶりなブーケ。花嫁の清楚な魅力を存分に引き立てています。
クラッチブーケ/アレクサンドラ大公女(ルクセンブルグ)
南フランスのボルム・レ・ミモザにある教会で結婚式を挙げたアレクサンドラ大公女。エリー・サーブのドレスに合わせたのは、小ぶりで清楚なスズランのブーケ。「純粋」「純潔」という花言葉を持つスズランは、ヨーロッパでは、幸せな結婚生活を願い花嫁や愛する人に贈る花として有名です。
クラッチブーケ/カミラ王妃(イギリス)
アナ・ヴァレンタインがデザインした、ゴールドの刺しゅう入りのドレスに合わせたのは、白と黄色のスズランやサクラソウなどの春の花をあしらった小ぶりなブーケ。白のウエディング・ドレスやティアラ、白のブーケといったロイヤル・ウエディングの伝統とは異なるスタイルですが、大人婚ならではの洗練とセンスの良さが際立っています。
クラッチブーケ/メーガン・マークル(イギリス)
フラワーアーティスト、フィリッパ・クラドックが手がけた小ぶりなブーケは、スイートピー、スズラン、アスチルベ、ジャスミン、アストランティア、そしてギンバイカの小枝があしらわれています。またハリー王子自らがケンジントン宮殿にある夫妻のプライベートガーデンから摘んできた花も付け加えられたそう。
メリアブーケ/マリー・シャンタル王太子妃(ギリシャ)
1995年に行われた結婚式にて、父ロバート・W・ミラーに付き添われたマリー=シャンタル王太子妃。手に持つのは、薔薇の花びらをデコラティブに重ね大きな一輪の花のように仕上げたメリアブーケ。繊細なヴァレンティノのドレスを引き立て、可憐な花嫁姿を印象づけています。