チェイス・アンリ、大腿の問題で次節ボーフム戦出場は不透明に…シュトゥットガルト監督「まだ完治していない」
シュトゥットガルトDFアンリ・チェイスは、次節ボーフム戦を欠場することになるかもしれない。セバスティアン・ヘーネス監督が明かしている。 第10節を終えて11位につけるシュトゥットガルトは、23日に行われるブンデスリーガ第11節で三好康児が所属するボーフムとホームで対戦する。ディーター・ヘキング氏を新監督に迎えた最下位チームとの対戦となるが、先週から筋肉系の問題で全体練習の欠席を強いられていたチェイスは欠場の可能性が高いようだ。 ヘーネス監督は試合に向けた記者会見の冒頭、「残念ながら(故障者)リストが長くなっている」と前置きすると、長期離脱中のDFダン=アクセル・ザガドゥら3名に加え、FWエル・ビラル・トゥーレやDFアミーン・アル=ダヒル、FWデニズ・ウンダフも欠場することを報告。また、MFアンジェロ・シュティラーやDFチェイスの出場は不透明とし、後者については「先週大腿に問題が生じ、まだ完治していない。現時点では出場が可能であることを前提にすることはできない」と認めた。 シュトゥットガルトでは現在、本職がセンターバックの選手で出場可能な主力組メンバーがジェフ・シャボーとアントニー・ルオーの2人のみに。ヘーネス監督は、「選手が足りなくなっているわけではないが、もちろん際どくはなってきている。だがこういった時期も乗り越えていかなければならないし、大声で嘆いても仕方ない。この状況を受け入れなければならない。新たなチャンスとなることもあり得る」と話している。 なお、今季トップチームデビューを果たした20歳のチェイスは、これまで公式戦14試合に出場し、そのうち8試合に先発。今月は1日のブンデスリーガ第9節レヴァークーゼン戦(0-0)にフル出場、6日のチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第4節アタランタ戦(0-2)ではCLで初めてスタメンに名を連ねていた。