【マンガで分かる】あなたの歯の習慣、もしかしてNG行動かも!?
ここがNG 5
ランチの後の口腔内ケアも忘れないで 「食後8時間で口の中のバイ菌が悪さを始めます。特に歯に詰まりやすいものを食べた後は歯磨き、もしくは手軽なデンタルフロスだけでもOK。最低限、うがいだけでも習慣にしてください」(照山先生) 通気性がよく、オフィスでも使いやすいコップ付きのオーラルケアセット。 ライオン MIGACOT[医薬部外品] ¥490(編集部調べ)
ここがNG 6
虫歯はフルーツが大好き!食べ過ぎには注意して 「虫歯菌の栄養分となる糖ですが、果物の糖は“単糖”に分類され、消化スピードが速く、効率よく吸収されて血糖値を一気に上げてしまいます。果物はヘルシーだからと油断していると虫歯に加え、糖質過多に」(栗原先生)
ここがNG 7
食事でむせるのは「4つの口の力」が衰えている兆候 むせるのは、飲み込む力が弱くなる嚥下障害や気道の反射機能が低下している兆候。 「食べ物を飲み込みやすい形にまとめる噛む力や舌の力が弱まっている場合も。“4つの口の力”を鍛える必要があります」(照山先生)
ここがNG 8
シワや法令線も口周りの老化が原因 「口輪筋(イラスト参照)という口周りの筋肉からは、頬をきゅっと締める頬筋、輪郭をすっきりさせる大頬骨筋など、多くの表情筋が放射線状に伸びています。よく噛んだり、しっかりうがいをしたりすることが老け顔防止にもつながります」(照山先生)
ここがNG 9
歯ブラシで舌を磨くと舌が傷ついてしまう 「歯磨きのついでに、歯ブラシで汚れを落とすのはNG。舌は粘膜なのでとても傷つきやすいです。ヒダ状に入り組んでいるため、汚れがたまると口臭の原因に。専用のケア用品を使うことをおすすめします」(照山先生)
ここがNG10
寝ている間の口呼吸でいびきや無呼吸に… 「低舌位だと口呼吸になりやすいとお伝えしましたが、就寝中に口を開けているのはいびきや睡眠時無呼吸症候群が考えられます。自覚症状は日中、眠気に襲われることなど。市販の口閉じテープで対策を」(照山先生) ■お話を伺ったのは....歯科医・歯学博士・照山裕子先生 東京科学大学非常勤講師(顎顔面補綴外来)。日本大学歯学部卒業、同大学院歯学研究科にて博士号取得。『“食べる力”を落とさない!新しい歯のトリセツ』(日経BP)ほか著書多数。メディアでの解説も定評あり。 ■お話を伺ったのは....「栗原クリニック東京・日本橋」院長・栗原 毅先生 医学博士。日本肝臓学会専門医。前慶應義塾大学大学院教授。消化器内科、肝臓病や脂肪肝などの生活習慣病の予防と治療に注力。『内臓脂肪がみるみる落ちる すごい歯磨き習慣』(飛鳥新社)ほか著書多数。