44歳の燕・石川雅規、4000万円で契約更改 減額制限超えの大幅ダウン「情けない思い」
残り14勝…200勝への熱い思い「できると信じてやっている」
ヤクルトの石川雅規投手が2日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、減額制限を超える2750万円減の年俸4000万円でサインした(金額は推定)。 【画像】契約更改で激怒…ダウン提示に納得がいかないヤクルトの名球会入り内野手 左腕は更改後、「サインさせていただいて、来年もユニホームを着させていただけることになったので、しっかりチームに貢献できるように」と思いを明かした。 プロ23年目の今季は、わずか9試合の登板で自己ワーストの1勝(4敗)、防御率4.10にとどまった。「チームも5位に終わって、僕も1勝に終わって悔しい。結果が全てですし、1勝しかできなかったというのを、来シーズンもっと勝てるよう準備していきたいという意味でも悔しい1年でもありました。1勝があるからこそ次につながると思うので、自分を信じて頑張っていきたいと思います」と前を向いた。 1年目から今季まで23年連続で白星を重ねる。24年連続に向け、「続けていることが心の支えでもありますし、長く続けていきたい。24、25と続けられるように。1軍のマウンドに立たないとそういうのもつながってこない。1軍のマウンドに立てるようにしっかり競争していきたい」と力を込めた。 通算186勝。大台の200勝まであと14勝としている。「200勝といろいろな人に言われますけどできると信じてやっているので、そこに向けても頑張っていきたい」「言霊じゃないですけど、200勝できると信じてやっている。(和田)毅やノリ(青木宣親)はユニホームを脱ぎましたけど、僕はまだまだ進んでいくので」と語る。 色紙には“進”と記した。「やはり200勝まで一歩一歩進んでいくしかないので。次の1勝を全力で取りに行くように全力で準備して、1軍のマウンドでしっかりパフォーマンスをできるように頑張っていきたい」とも述べた。 来年1月22日には45歳を迎える球界最年長。チームをともに引っ張ってきた盟友の青木宣親外野手は今季限りでユニホームを脱いだ。しかし、左腕は200勝を目指し、まだまだ腕を振り続ける。
Full-Count編集部