枠番抽選で1号艇を引き、驚く遠藤エミ（撮影・椎名　航）

　ボートレース蒲郡のプレミアムG1「第13回クイーンズクライマックス」は30日、トライアル3回戦を行う。12Rは遠藤エミが主役だ。 　展開だけでなく、枠番抽選でも遠藤に強烈な追い風が吹いてきた。仕上がりに関してはもう節イチ級。インで取りこぼすケースは考えにくい。完全優勝へ向けて必勝の逃げだ。焦点は次位争いか。日を追うごとに実戦気配が上向く平山が角度良く捲り差す。接戦をしのげる足だ。ここの海野は差しハンドルになるか。西橋が奮起のツケマイ勝負。浜田が展開を突いてくる。 　＜1＞遠藤エミ　展開が良かったです。スタートが勘とずれている。（コンマ）0台前半と思ったけど、1艇身ぐらいだった。修正が必要です。全部の足がいいと思います。 　＜2＞海野ゆかり　伸びで止まるような感じはなかった。1マークは上手にハンドルで対処できなかった。膨れたのは自分の責任。出足関係も大したことはないかな。 　＜3＞西橋奈未　調整ミス。気合が入り過ぎたのもありますね。エンジンは仕上がっているので、ペラだけで。あとは自分。 　＜4＞浜田亜理沙　ターン回りは悪くないと思います。スタート全速で行けてないところもあるけど、スリット足は良くはない。 　＜5＞平山智加　2マークは先に回してはダメだった。1マークは展開があって最内が空いていたし完璧に回れた。バランスが取れていて、1走目よりもマッチングしている。 　＜6＞川野芽唯　レースに行くと乗れてないです。合っていないですね。レスポンスが良くないです。直線は悪くないというか、下がることはないです。