独身60歳、老後のために「2000万円」貯めましたが、使い切る前に“寿命”を迎えると、残りは国に「接収」されてしまうのでしょうか? 親族も相続人もおりません
まとめ
原則として、相続人がいない人が死亡した場合、その人が持つ財産は国に帰属します。結果的に、せっかく貯めた資産を使わないまま人生が終わってしまう、という事態が起こり得る点に留意しましょう。 しかし、誰も自分が何歳まで生きるのかは分かりません。また、健康状態や判断能力を損ねてしまう可能性があるため、一定の貯金は残しておかなければなりません。すべての資産を使い切って寿命を迎えられればベストですが、ある程度の貯金を残した状態で寿命を迎える事態を想定すべきでしょう。 相続人以外に財産を渡したい場合は、遺言書を作成する必要があります。心身ともに健康なうちから遺言書を用意し、その後の人生に備えるとよいでしょう。 出典 政府広報オンライン 知っておきたい相続の基本。大切な財産をスムーズに引き継ぐには?【基礎編】 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部