プログラミング教育で協定 渋谷区らが会見(全文3完)新しいヒーローを待っている
各担当分野のカリキュラム開発方針は?
日経 xTECH:ありがとうございました。日経 xTECHの【マスダ 00:46:33】と申します。カリキュラム開発のところで、小学校低学年、高学年、中学生に企業さまを分けてそれぞれカリキュラム開発されるということですが、このご担当の根拠といいますか理由と、あとそれぞれのカリキュラムでどういった能力なりスキルなりを目指されているのかっていうのをそれぞれご担当の企業さまから伺えればと思います。 司会:かしこまりました。ご質問の内容ですけれども、小学校低学年、高学年、中学生とカリキュラムが、担当される会社が分かれていらっしゃるかと思いますというご質問だったかと思いますので、それぞれのカリキュラム開発に向けての各社さまの考え方などをお伺いされたいという、そんな内容でよろしいでしょうかね。では、またこちらから、よろしいですか。藤田社長から。 藤田:サイバーエージェントにいるエンジニアは、実際に手を動かして仕事をしている技術者ですので、そういった現場の技術者が実際に使ってるプログラミング言語をそのまま教えに行くというような形で、極めて実践に近い教育をやるつもりです。 司会:何か補足があれば。はい。 南場:ディー・エヌ・エーは小学校低学年向けに。あ、末廣さん、説明したいですか。 末廣:はい、私が説明したいと思います。実際に私が、実は今日も小学校の低学年に、3年生でしたけども、授業に行ってまいりました。われわれがなぜ低学年向けのところを担当しているかと申しますと、南場が申し上げましたように2014年からわれわれプログラミング教育をいろいろ手掛けているんですけれども、そのとき、小学校の1年生向けにプログラミングをやったら、どんなに楽しいことができるだろうっていうのを考えながら実際にカリキュラムを作ってきた経緯があります。 その中で既存の、Scratchという有名な子供向けのプログラミングツールはあるんですけども、それをそのまま使おうと思ったら教室の中で、結構先生も大変だし、子供もいろいろとっちらかってしまって大変というのがあったので、われわれは独自に、小学校の低学年からでも使えるようなプログラミングの教材、ツール、そういうものを作ってまいりました。これをぜひ渋谷区でも協力させてくださいというところで、われわれが低学年を担当しています。 特に国語とか図工とか、そういうところで子供が楽しみながら、のりとかはさみとかを使って自由にコンピューターを使えるように、そういうようなことを考えながら低学年向けを担当しております。 司会:どうもありがとうございます。よろしいでしょうか。