26年ぶり日本一のDeNA・三浦監督、「答えのないことを考えていた…」苦労明かす 南場智子オーナー「ファンの方に喜び」
日本シリーズを制し26年ぶりの日本一になったDeNAの三浦大輔監督(50)と南場智子オーナー(62)が11日、東京・千代田区の日本記者クラブで会見し、感想などを話した。ビールかけに参加した南場オーナーは「うれしい気持ちがはじけてみんなと共有できたのは、ありがたいことです」と話し、リーゼント姿で登場した三浦監督は「答えのないことを考えていた時期もあり、割り切って考えられるようになった」と苦労の一端を明かした。 三浦監督は日本シリーズで2連敗した後の4連勝について「2連敗したからダメだと思っている選手は誰一人いなかった。可能性はゼロではないので」と説明。ナインのクライマックス・シリーズ(CS)、日本シリーズで敵地で好成績をあげたことについて「ビジターでは、練習が終わってから、すぐに試合に入れたのが良かったのでは」と分析。選手にアンケートなどを取り、リーグ戦中から試合に向かう方法を試行錯誤していたことを明かした。 南場オーナーは「全員が力を合わせてすさまじく頑張った結果。26年もお待たせしたファンの方に喜びをお伝えすることができてよかった」と語った。
中日スポーツ