イスラエルとレバノンが停戦合意、60日の戦闘停止へ…ネタニヤフ氏「ヒズボラが違反すれば攻撃」
ヒズボラはイランが後ろ盾だが、イスラエルの空爆で指導者ハッサン・ナスララ師(当時)を殺害されるなど弱体化が指摘されており、余力を残して停戦に応じる思惑があるとみられる。レバノン国営通信によると、ナジブ・ミカティ首相は26日にバイデン氏と電話で会談した。合意を歓迎し、交渉仲介への謝意を伝えた。
イスラエルとヒズボラの戦闘でイスラエルでは北部の住民が避難生活を強いられ、レバノン保健省によると、レバノンでは3800人を超える死者が出ている。
一方、ガザでは戦闘が続き、人道状況の悪化も指摘される。バイデン氏は今回の合意がイスラエルとハマスの停戦協議の進展につながることに期待感を示した。