日本vsインドネシア先発予想…ケガの上田綺世→小川航基、では谷口彰悟不在の3バックは?「僕らの方が成熟しているかな」久保建英らが語る展望
サッカー日本代表は15日、敵地でのW杯アジア最終予選インドネシア戦に臨む。先に行われた他会場の結果を受けて、勝てば3位との差を「残り5試合で勝ち点7」まで広げられる。前節のドローで出た課題をどう解決して、どんなスタメンで臨むのか。現地取材記者が選手たちの証言を得るとともに、予想した。 【予想スタメン画像】「上田の代役は小川。では両サイド、谷口に代わるDFは?」フォーメーション図と“大混戦”W杯予選C組の順位表を見る。「わ、わかい…」相手に蹴られても必死な森保さん25歳など日本代表レア写真も
久保が語る「バルサ、インドネシアだからと…」
「個人的にはすごくコンディションが良いので。(試合に)出たら、特に問題はないかなと。チームでも代表でもね、iPadとかで相手の分析とかがあったり、数字が出てきてますけど、僕は自分(の感覚)を信じるタイプなので。試合に出れば、しっかり自分のプレーを出せばいい。今は、それぐらいの自信はあります」 そう語るのは久保建英だ。 代表合流前のラ・リーガでは、所属するレアル・ソシエダで今季のヨーロッパで猛威を振るうバルセロナを破り、MVPに輝いた。そんな彼が7万人近い観衆が見込まれ、完全アウェーの地での戦いにひるむはずがない。 「別に相手がバルセロナだから、インドネシアだから、と試合の入り方が違うようなことはない。チャンスがあれば、自分のプレーを出したい。せっかくここまで来ているので(そうしなければ)もったいないなと思いますね」 相手は5バックで来ると日本代表は分析し、選手たちは準備を進めている。 ここまでの戦いを振り返ると、9月の中国とバーレーンは、4バックで挑んできた。そのため、日本の3トップと攻撃的な両ウイングバックの計5人に対して、数的不利になり、サンドバッグのようになっていた。 それに対して10月のサウジアラビア、オーストラリアは5バックにすることで、日本の攻撃を多少は食い止めてきた。だから、インドネシアも5バックを採用してくるだろう。 なおインドネシアは国を巻き込んでまで、大々的な帰化政策を取っている。その結果、オランダでプレーする選手を中心に、新しい顔ぶれがそろっている。