ブログで墓穴、続出の「キラキラ女子」にネットからくち「自己顕示欲の塊 倫理観ゼロ」「承認欲求とSNSがすべてを奪って行く」
容姿端麗で仕事も私生活も充実している「キラキラ女子」がブログ投稿で墓穴を掘る事態が相次いでいる。11月の兵庫県知事選ではPR会社の女性社長が「(当選した)斎藤元彦知事陣営の広報全般を任せられた」などとアピールしたことで公職選挙法違反疑惑の発端となった。さらに、今月に入って女性美容外科医が米グアムでの解剖研修の際、献体の画像をSNSで公開。「倫理観が欠如している」など今も大きな批判を浴びており、SNSでは「キラキラ女子の承認欲求の果てを見ている感じである」などの声が上がった。 兵庫県の女性社長は大手外資系銀行を経て地元の兵庫県で起業。SNSで海外旅行や芸能人との交流など派手な日常を公開していた。しかし、県知事選後に「note」で自分の仕事ぶりを”宣伝”すると状況が一変。現在は公選法違反の疑いでの刑事告発を受けた神戸地検と兵庫県警の捜査が進んでいる。 一方、女性美容外科医は中学時代に米国留学の経験があり、元トライアスロン日本代表という経歴を持つ。医師として外見だけでなく内面からの「美しさ」「アンチエイジング」を追求し、ブログでは自身の写真や参加したパーティーの様子など華やかな日々をアップしていたが、今月、献体の前でピースサインで写った写真などを投稿。SNSでの批判を受けて謝罪したが、「ご遺体から学べる機会があることをより多くの医師に知ってもらうことでより安全に、より多くの患者様の満足度をあげることができる」と投稿の意図も明かしていた。 ともに公私で輝く生活を送っていながらその自己アピールがあだとなった形で、X(旧ツイッター)では「キラキラ キャリア女子たちwインスタ映え命 承認欲求、自己顕示欲の塊 倫理観ゼロ」「ちょーっとリンクするところあるような…」「キラキラ女子…お腹いっぱい笑」「承認欲求とSNSがすべてを奪って行くのだなあ」などのコメントが並んだ。
中日スポーツ