今大会初本塁打は市和歌山主将 「出したろう」と 高校野球・秋季近畿
高校野球の秋季近畿大会は27日、ほっともっとフィールド神戸で準々決勝があり、市和歌山（和歌山3位）が立命館宇治（京都1位）に10―0で六回コールド勝ちし、4強入りした。「6番・捕手」で出場した主将の川辺謙信選手（2年）は今大会初本塁打を含む4安打3打点の活躍を見せた。川辺選手の試合後の主なコメントは次の通り。 【写真特集】市和歌山 vs 立命館宇治 ◇市和歌山・川辺謙信選手 ＜一回の先制打を含む4安打の活躍＞ 近畿大会という大舞台なので「びびってもしょうがない」と割り切って、しっかり振り切った結果だと思います。 ＜第4打席では左越えのソロを放った＞ 公式戦で（本塁打を打つのは）初めてでした。打ったのは高めの真っすぐ。あんまり記憶がないんですけど、打った瞬間「行ったやろ」と思いました。昨夜の7時には寝て、10時間ぐらい寝たのが良かったのかもしれないです。目ぱっちりです。 ＜今大会初本塁打＞ この大会が始まってからホームランがなかったので、頭の中で「出したろう」と思っていました。気持ちよかったですね。 ＜チームは17安打10得点＞ 1回戦の三田学園戦に比べて相手投手の球にばらつきがあったので、カウントを整えて打ちやすかったのはあると思います。練習ではマシンで速球を多く打っていたので、ボールもよく見えていました。県大会ではチャンスで1本出ないことが多かったですけど、苦しみながらも耐えてきた成果が出せて良かったです。
