「プラスでしかない」防衛戦が来年1.24に延期になった井上尚弥が“鋼の肉体”あらわの最新ショット公開。「最高の試合」を約束
予期せぬ延期にも、無敵の王者は泰然自若だ。 12月14日、プロボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥が所属する大橋ジムは、24日に東京・有明アリーナにて開催予定だった同級タイトルマッチの井上対サム・グッドマン(オーストラリア)戦を来年1月24日に延期すると発表した。グッドマン陣営からグッドマンが負傷したとの連絡が入り、挑戦者の負傷回復の状況を含め両陣営で協議した結果、興行自体を延期することが決まった。 【画像】まるで彫刻。鋼の肉体を特別公開した井上尚弥 決戦直前で無念のアクシデントが起きた。複数の海外メディアによると、グッドマンは来日直前に行なった公開練習でのスパーリングで左目の上をカットした。SNSでは異変を察知した相手がスパーリングを突然中止する様子や、グッドマンの左まぶたがぱっくり割れて流血する写真などが投稿されていた。 IBF、WBO同級1位グッドマンとの防衛戦に向け、横浜市内の所属ジムで最終調整を積んでいたモンスターも寝耳に水の報告だった。グッドマンとの無敗対決に向け、順調な調整ぶりを明かしていたが、試合延期が正式発表されると井上は自身のXを更新。「10日後に迫っていた12月24日の防衛戦は、グッドマンのスパーリング中の怪我により延期する事になりました。楽しみにしてくれてた方々には申し訳ないです」とファンに謝罪した。続けて新日程を綴りながらグッドマンに向けて、「お互い最高の状態で闘おう」と呼びかけた。 さらにXを再更新したモンスターは、4枚のモノクロ写真を投稿。彫刻のような鋼の肉体からサンドバッグを鋭く打ち込む姿で力強い言葉を重ねた。 「ここから更に準備期間を一カ月もくれるのは自分にとってはプラスでしかないと思う。 最高の準備をして最高の試合をお見せします」 2024年を締めくくるクリスマスイブ決戦は流れてしまったが、それをプラスに変えてさらなる進化を誓った井上。海外再進出を視野に入れているモンスターの心は一切ブレない。 構成●THE DIGEST編集部
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