「関西人はなぜ東京でも関西弁を話し続けるのか?〈大阪のハスキーなおばちゃん〉カラオケ企画が、思わぬ展開に…」久保ミツロウ×能町みね子×ヒャダイン
フジテレビ「久保みねヒャダこじらせナイト」の久保ミツロウ・能町みね子・ヒャダインによるおしゃべり連載「久保みねヒャダこじらせ公論」。番組ライブ終了後に楽屋で交わされる、打ち合わせなしの雑談を収録しております。 今回は2024年6月30日に開催されたこじらせライブの後のおしゃべり……の後半です。夜の部で久保さんが持ち込んだ謎企画が、思わぬ結果を呼び込みました (司会・構成◎前田隆弘) 【写真】桂銀淑「大阪暮色」を熱唱する久保ミツロウ * * * * * * * 前回「物価高だけど、旅行は行けるうちに行ったほうがいい!でも、一人暮らしでペットを飼う人は旅行に行けない?」はこちら ◆「大阪のハスキーなおばちゃん」なら言える! この日のライブ本番で起こった出来事を簡単に説明します。 最近、桂銀淑(歌声がハスキー)を聞くようになった久保さんの持ち込み企画として、「ハスキーなスナックのママ選手権」を開催。大阪のハスキーなスナックのママになりきってカラオケを歌う企画でしたが、長い前フリのわりに、久保さんの歌った桂銀淑「大阪暮色」はハスキーでもなんでもない普通のカラオケ! 一方、能町さんは見事な関西弁、見事なハスキーでBORO「大阪で生まれた女」を熱唱。 あの企画、いったいなんだったんだ……という余韻を残しつつ、ライブ後半でマッキーこと槇原敬之さんがゲストで登場。マッキーと久保みねヒャダで、「楽屋泥棒・撲滅CMソング」を楽しく作詞作曲し、そろそろ本番も終わろうかというとき、能町さんの「大阪のハスキーなおばちゃん」が発動! 大阪にちなんだ曲をリクエストし、マッキーは「手をつないで帰ろ」を披露。しっとりした良い雰囲気でライブを終了したのでした。その本番終了後のおしゃべりです。 久保 マッキーが最後に歌った曲、よかったですね。 ヒャダ 「手をつないで帰ろ」。 久保 私たちがやっていた大阪のスナックのママになりきる企画が、まさかあそこで効くとは思わなかった。 能町 私も最後にマッキーに歌ってもらおうなんて、ひとつも思ってなくて。 ヒャダ 伏線回収ですよ。 能町 あれだけの人に、いきなり「ここで歌え」って言いづらいじゃないですか。でも「大阪のハスキーなおばちゃん」が出たら、もう当たり前のように言っちゃってました。もう完全にカラオケのマイク向けてました。 ヒャダ 僕もスナックの客だったから、「いけいけ!」と思っちゃって。 久保 まさかマッキーに、大阪の曲が1曲だけあるなんて。バチッとハマりましたね。でもあれは、みんなの力が合わさってできたグルーヴ感だなって思う。 ──前半が活きてたんですよ。不完全燃焼に終わったと思われたあの桂銀淑から(笑)。 久保 ほんとは昼の部でやる予定で、でも時間の都合でなくなったからホッとしてたんですよ。そしたら夜の部でやることになるなんて……。私、ハスキーに向いてない(笑)。 ヒャダ 向いてなさすぎて、死ぬほど笑いました(笑)。 能町 とてもクリーンな声で(笑)。 ヒャダ でも終わってみると全部いい感じで繋がりましたよね。能町さんのおばちゃんのクオリティがエグかったですからね。 能町 いや、ありがとうございます。 ヒャダ あれは新たな武器ですね。 久保 「慎吾ママ」クラスの発明だと思います。 ──特定のモデルがいるわけじゃない? 能町 モデルいないです(笑)。完全に自分の妄想の中にいる「30年スナックやってる大阪のおばちゃん」ですね。 ヒャダ いますね。めちゃくちゃボディタッチしてくるおばちゃん(笑)。
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