子どもたちのアイデアでアイーナがライトアップ 今年は「カラフル」多めに
いわて県民情報交流センター「アイーナ」(盛岡市盛岡駅西通1)のガラス面を、子どもたちの塗り絵を基にライトアップする「いろいろアイーナ~わたしのぬり絵が光になったよ 2024-2025~」が12月6日に始まった。(盛岡経済新聞) 2018(平成30)年に始まり、7回目を迎える同企画。10月に開催した親子向けイベント「アイーナでお絵かき大会」で施設外観の塗り絵を用意し、子どもたちが自由に色を付ける形で募集した作品をライトアップで再現する。 施設のガラス面で普段は白色の照明を点灯しているため、施設内のホールで使用する照明用のカラーフィルターで色を付け、子どもたちが選んだ色やグラデーションをなるべく忠実に再現するためにフィルターを重ねるなど微調整で工夫しているという。 「ライトアップの準備が始まると『あ、冬が来たな』と感じる」と担当者の岩間崇さん。「作品やタイトルを見ていると、子どもたちがさまざまな想像を膨らませて、工夫して色を選んでいるんだなと感動する。毎年作品を選ぶのが難しい」と話す。 今年のライトアップ作品は、「秋の夜空にかがやくカラフル」(はるさん)、「あかるくてきれいな光」(のあさん)、「いつでも、カラフルミラクル」(かなえさん)、「夜のアイーナ」(りこさん)、「からふるアイーナ」(きさきさん)、「よぞらのにじ」(えいじさん)、「からふるれいんぼー」(はるきさん)、「にじいろの大きなはし」(かえでさん)、「からふるぴあの」(ふうりさん)、「ほのおとくさのくに」(ことさん)の10作品。今年は「カラフル」というタイトルの作品や虹を連想させる作品が多かったという。 期間中は、各週1作品を金曜~火曜に点灯。12月20日~25日は「アイーナ~メリークリスマス~」と題して、赤と緑のクリスマスカラーにライトアップする。 岩間さんは「カラフルや虹といっても、選ぶ色や並べ方に個性があって面白い。塗り絵の作品と一緒に、子どもたちのアイデアで輝くアイーナを楽しんで」と呼びかける。 点灯時間は16時30分~21時30分。ライトアップスケジュールとモチーフになった塗り絵作品はウェブサイトで紹介する。2月25日まで(12月29日~1月3日は休止)。
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