【F1】ペレスまた低迷で批判高まる「どこにいたのか?」「フェルスタッペンとの差は1分」
F1レッドブルのセルジオ・ペレス(34)が23日に行われたスペイン・グランプリ(GP)でまたまた低迷し、批判が高まっている。 直近2レース連続でリタイアしていたペレスは、欧州3連戦の初戦となったスペインでも不振は相変わらず。予選で11番手と大きく出遅れると、決勝ではチームのピット戦略が功を奏してなんとか順位を上げるも、完走時の今季ワーストタイとなる8位に終わった。 欧州各国メディアはペレスのパフォーマンスを厳しく評価しており、英メディア「プラネットF1」はペレスの不振を糾弾。「セルジオ・ペレスはどこにいたのか? フェルスタッペンとの差は1分だ」と酷評した。 同じマシンに乗るエースのマックス・フェルスタッペンは見事に優勝しており、ペレスにとって言い訳はできない状況。僅差ならまだ情状酌量の余地はあるが、フェルスタッペンから59秒524と1分近くも離されてあわや周回遅れという有り様だ。 レース後にペレスは「ニコ(ヒュルケンベルグ)の後ろに引っかかって、ひどく滑り回っていたので、悪夢のようなレースだった。全体的に非常に難しいレースだった」と肩を落としたが、まさに針のむしろといった窮地に陥っている。 次戦オーストリアGP(30日決勝=レッドブルリンク)は、レッドブルの本拠地レース。これ以上の失態は許されない。
東スポWEB