トランプ氏、娘の義父2人を相次ぎ要職に起用 中東担当顧問と仏大使
トランプ次期米大統領は1日、中東担当の上級顧問に、レバノン系米国人の実業家、マサド・ブーロス氏を起用すると発表した。同氏はトランプ氏の次女ティファニー氏の義父。トランプ氏は長女イバンカ氏の義父をフランス大使に指名したばかりで、要職への親族の起用が相次いでいる。 【画像】トランプ氏2期目、「忠誠心」「報復」がカギ 「初日は独裁者に…」 トランプ氏はSNSへの投稿で、ブーロス氏が今回の選挙で「アラブ系米国人との素晴らしい連携の構築で役割を果たした」と称賛した。 トランプ氏が11月30日に仏大使に指名したのは、不動産会社経営のチャールズ・クシュナー氏。イバンカ氏の夫で、第1次トランプ政権で上級顧問を務めたジャレッド・クシュナー氏の父親だ。 米CNNによると、トランプ氏は大統領1期目だった2020年、脱税などで有罪判決を受けたチャールズ氏に恩赦を与えている。(ワシントン=望月洋嗣)
朝日新聞社