重点措置への移行「国が決定」 小池知事、都の状況「申し入れた」
東京都の小池百合子知事は18日、記者会見し、20日の期限を持って緊急事態宣言が解除され、21日から「まん延防止等重点措置」に移行することについて「都として、国に対して今回の状況が予断を許さないという点についてはすでに申し入れを行っている。それを踏まえながら、国はさまざま決定をしたと認識している」と述べた。 【動画】「来店2人まで・90分以内・店員は研修」 酒類提供に条件―小池都知事が臨時会見
依然厳しい都の状況については毎日政府側に報告していることも明かし、国がそれらの判断材料を持ちながらも重点措置への移行を決めたことを強調した。 会見で小池知事は「新規の陽性者数が下げ止まっている。人流が増加して、感染力が強い変異株の事例が毎日報告されている。まさしく、感染の再拡大が強く危惧される、厳しい状況」と現状を訴えた。そのうえで「今回、国の判断で重点措置への移行となったが、特措法の範囲内でとり得る強い措置を講じることとした」とも語った。