Anker、“巻取り式ケーブル”内蔵モバイルバッテリーなど7製品を一挙発表
アンカー・ジャパンは、同社の充電ブランドAnkerより、7機種の新製品を発表。10月16日より順次販売開始する。ラインナップおよび税込価格、発売時期は以下の通り。 「Anker Power Conference 2024 Fall」開催 【モバイルバッテリー】・「Anker Nano Power Bank(10000mAh, 45W, 巻取り式 USB-C ケーブル)」6,990円/2025年春ごろ 【急速充電器】・「Anker Nano Charger (100W) with USB-C & USB-C ケーブル」5,990円/10月18日・「Anker Nano Charger (45W)」3,690円/2025年春ごろ・「Anker Charger (25W)」2,190円/10月16日・「Anker Charging Station(7-in-1, 100W, 巻取り式 USB-C ケーブル)」9,990円/2025年春ごろ 【ソーラーパネル】・「Anker Solix PS60 Compact Solar Panel」17,990円/2024年冬ごろ・「Anker Solix PS100 Compact Portable Solar Panel」34,900円/11月12日 ■モバイルバッテリー Anker Nano Power Bank(10000mAh, 45W, 巻取り式 USB-C ケーブル) Ankerで初めて巻取り式のケーブルを搭載するモバイルバッテリー。本体内に約70cmのケーブルが内蔵されており、持ち運びに最適なモデルだとしている。 バッテリー容量は10,000mAhで、出力は最大45W。巻取り式のUSB-Cケーブルのほかに、出力ポートとしてUSB-CポートとUSB-Aポートを備える。カラーはブラック、ホワイト、ミントブルーの3色。 ■急速充電器 Anker Nano Charger (100W)with USB-C & USB-C ケーブル 最大100W出力に対応するUSB急速充電器。スマホからノートPCまで充電することができ、MacBook Pro 14インチの場合は約27分で50%まで充電できるとする。 サイズはAirPods Proと同等のサイズのため、コンパクトで持ち運びにも便利とのこと。プラグがコンセントから抜け落ちにくいように配慮しており、重心位置の調整に加えて、プラグの厚みを持たせて摩擦力も高めている。カラーはブラックとホワイトの2色。 Anker Nano Charger (45W) 最大45W出力が行えるUSB急速充電器。PPSにも対応するため、Galaxy S24シリーズなどのスマートフォンに急速充電が行えるという。 超コンパクト設計を採用しており、サイズは一般的なUSB急速充電器から約45%小型化したとアピール。ほか、常時温度管理システムActiveShield 2.0を搭載することで、安全性にも配慮している。カラーはブラック、ホワイト、ミントブルー、パープルの4色。 Anker Charger (25W) 最大25W出力に対応するUSB急速充電器。こちらもPPSにも対応するため、Galaxy S24シリーズなどのスマートフォンに急速充電が可能となっている。 超コンパクト設計と折りたたみ式プラグの採用により、持ち運びにも最適だとアピール。同社の独自急速充電技術PowerIQ 3.0にも対応する。 Anker Charging Station(7-in-1, 100W, 巻取り式 USB-C ケーブル) 最大100Wの合計出力に対応し、7台同時に充電できる電源タップ。本体の両サイドには約0.7mの巻取り式USB-Cケーブルを2本搭載する。 巻取り式ケーブル以外には、USB-Cポート、USB-Aポート、3つのAC差し込み口を搭載。本体前面にはディスプレイを備えており、出力のモニタリングが行える。カラーはブラックとホワイトの2色。 ■ソーラーパネル Anker Solix PS60 Compact Solar Panel 最大60W出力が可能なソーラーパネルで、「世界最小クラスに折りたたみが可能」だとアピールするモデル。折りたたんだ状態のサイズは、A4コピー用紙程度(約26.6×23.2×6.4cm)となる。 ハンドル部分には滑りにくいゴム素材を採用。また、IP68の防水防塵をサポートする。出力ポートはMC4、質量は約1.8kg。 Anker Solix PS100 Compact Portable Solar Panel 最大100W出力が可能なソーラーパネルで、こちらも「世界最小クラスに折りたたみが可能」だとアピール。折りたたんだ状態のサイズは、A3コピー用紙程度(約35.5×27.7×6.5cm)となる。 質量は約3.5kgで、従来モデルから約25%の軽量化を実現したとのこと。出力ポートにはMC4を採用する。 ■AI活用で「これまで以上にAnker製品を便利に」 同社は、2024年下期の発表会「Anker Power Conference 2024 Fall」をメディア関係者やインフルエンサー向けに開催。この中では、上記をはじめとする多くの新製品が発表された。 発表会のなかで同社代表取締役CEOの猿渡歩氏は、現在注力しているAIに関する取り組みを紹介。製品にAI関連機能を搭載するだけでなく、製品紹介のクリエイティブにも生成AIを活用開始したことを案内した。 同社はグローバルに製品を展開しているが、クリエイティブにAIを活用することで、よりその国などに合わせていけることをアピール。生成時のプロンプトを変更することで、国や地域に合わせてモデルや背景を変えることができる、とメリットを述べた。 さらにAIについては、約1年前からカスタマーサポート用のAIアシスタント「Anker AI Assistant」も稼働している。すでに10万件の問い合わせ実績があり、今後も機械学習進めて「複雑な質問にも回答していきたい」そうだ。 猿渡氏は今後もAIへの取り組みを進めていくと表明。「魅力的なハードウェアを活用することはもちろんだが、AIを活用することで、これまで以上にAnker製品を便利に使って頂けると思っている」と強調した。 Source: Anker
編集部:平山洸太