34歳MF山口蛍がJ1王者神戸から長崎に完全移籍! C大阪時代の2016年以来、9年ぶりにJ2へ
下平体制&新スタ開業2年目で悲願成就を目ざす
J2のV・ファーレン長崎が12月23日、山口蛍がJ1王者のヴィッセル神戸から完全移籍で加入すると発表した。山口はセレッソ大阪時代の2016年以来、9年ぶりにJ2でプレーすることとなる。 【画像】小野伸二、セルジオ越後、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「 J歴代ベスト11」を一挙公開! 日本代表で48キャップを誇る34歳のMFは、C大阪の下部組織からトップチームに昇格し、プロキャリアをスタート。2015年冬にドイツのハノーファーへ移籍したが、怪我の影響もあり、リーグ戦の出場は6試合のみで、チームは2部に降格したなか、2016年夏にC大阪に復帰した。 神戸には2019年から在籍し、加入1年目にクラブ初タイトルとなる天皇杯制覇に貢献。その後も主力として活躍を続け、今季は負傷離脱もありながらキャプテンとしてJ1連覇に導いた。 ただ、最終節後のセレモニーで「キャプテンの座は降りたい。来シーズンからはテツ(山川哲史)に引き継いでもらいたい」とサプライズで発表し、去就が大きな注目を集めていた。 新天地となる長崎は、今季のJ2で自動昇格圏まであと一歩の3位。昇格プレーオフでも準決勝で6位のベガルタ仙台に1-4で敗れ、2018年以来のJ1復帰とはならなかった。 悲願成就へ――。下平隆宏監督が率いて、そして新スタジアム開業2年目の新シーズン、経験と実績十分な新戦力が加わる。 以下、山口のコメント。 「V・ファーレン長崎の皆さん、この度ヴィッセル神戸から移籍してきました山口蛍です。J1昇格に向けて持てる力は全て出します!みんなで目標に向かって一丸となって、必ず昇格しましょう!」 構成●サッカーダイジェストWeb編集部