「来店2人まで・90分以内・店員は研修」 酒類提供に条件―小池都知事
東京都の小池百合子知事は18日、記者会見し、緊急事態宣言が解除され「まん延防止等重点措置」へと移行した21日以降について、23区と檜原村、奥多摩町を除く多摩地区を対象地域とすると発表した。 【会見動画】東京都の小池知事が臨時会見 「重点措置」移行後の対策は?
飲食店の営業については、対象地域は午前5時から午後8時まで、対象区域外は午後9時までの時短営業を要請する。酒類の提供は、「区域の内外を問わず原則停止」(小池知事)。ただ、感染防止対策をしていることを示すステッカーを掲示し、都の研修を受けた「コロナ対策リーダー」がいる店舗(約11万店)は酒類の提供が可能になる。 ただ酒類を出せるのは(1)1人か2人の来店(2)午前11時から午後7時までのオーダー(3)滞在時間は90分以内――と条件を付けた。 また、小池知事は「今後、感染状況などが悪化して、再びステージ4に相当するような状況が視野に入った場合には直ちに酒類提供の全面停止を要請する方針。悪化するとまた元通りになるということ」と述べた。