スーパーカーを超えた走り!? 650馬力の4輪駆動パフォーマンスEV 新型「アイオニック5 N」日本登場 車両価格は858万円
ツインモーターのトータル出力は609馬力 ブースト時には最大650馬力
ヒョンデ・モビリティ・ジャパン(ヒョンデ)は2024年6月5日、新型高性能電気自動車「IONIQ 5 N (アイオニック ファイブ エヌ」の販売を開始しました。 【画像】「えっ…!?」こんなに速いの!? スーパーカーもビックリの高性能EV「アイオニック5 N」を見る(30枚)
アイオニック5は、2021年2月に世界初公開されたヒョンデ初のEV専用モデルで、ヒョンデのサブEVブランド「アイオニック」第1号です。 日本でも2022年2月に上陸、ヒョンデは日本市場に12年ぶりに再進出(2001年から2010年まで日本で販売していた当時は「ヒュンダイ」名)しています。 今回日本で発売された新型アイオニック5 Nは、このアイオニック5をベースとしたパフォーマンスモデルで、ヒョンデの高性能ブランド「N」初のEVモデルです。 2023年7月に開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2023」において世界初公開されました。 全長4715mm×全幅1940mm×全高1585mm、ホイールベースは3000mmというボディサイズで、専用のブラックトリムパーツやウイングたがリアスポイラーなどを装備しています。そのためノーマルのアイオニックNよりも車高は20mmマイナス、全幅は275/35R21という幅広サイズのタイヤに対応するために50mm幅広になり、さらに全長は専用ディフューザー爽美のため80mm長くなっています。 搭載モーターはフロントに226馬力のモーター1基、リアに383馬力のモーター1基のデュアルモーター。トータル出力は609馬力で、ブースト時には最大650馬力を発生します。搭載バッテリー容量は84kWhです。 これらにより、0-100km/h加速は3.4秒(ブースト時)、最高速度は260km/hというパフォーマンスを発揮します。 サーキットでの走行状況に合わせて最適なパフォーマンスを発揮するよう、エネルギーをマネージメントする「N Race」を搭載。短時間で最大パワーを引き出し、最速のラップタイムを実現する「スプリントモード」、エネルギーマネージメントによって、トラックの走行時間を最長化する「エンデュランスモード」を選べます。 また前後の駆動力配分をドライバーが直接設定できる「Nトルク・ディストリビューション」、ドリフト走行をスムーズに行うための「Nドリフト オプティマイザー」、サーキットなどを走行時、ブレーキペダルとアクセルペダルを同時に操作することを一時的に許容し、左足ブレーキを併用した細かいコントロールが可能になる「レフトフットブレーキング」など、Nブランドを支える3つの柱である◯Corner Rascal(コーナーリングを楽しむ)、◯Race Track Capability(本気でサーキットを走れる性能)、◯Everyday Sportscar(高性能を毎日愉しめる)を具現化しています。
VAGUE編集部