「自分時間」があっても、家事や仕事が気になってしまう。充実させるためにできること
「自分時間は、なにをしていいかわからない」「そもそもやる気が起きない」など、自分時間の過ごし方に悩んでいる人はいませんか? ESSE読者から寄せられた自分時間に関するお悩みに、精神科医のTomyさんがわかりやすくアドバイスしてくれました! 自分にも当てはまるものがないか、ぜひ確認してみてくださいね。
好きなことのヒントは今すでにやっていることにあり
【お悩み】趣味がなく、自分時間になにをしていいかわからない(Y.Mさん 埼玉県48歳) 【アドバイス】本を読んだり、SNSやドラマ、アニメを観たり…。これらは立派な趣味。好きな家事や仕事のなかにヒントがあることも。今すでにやっていることのなかで、楽しいことをさらに充実させてみて。
まずは「気にしなきゃいけない」ことの把握が必須!
【お悩み】自分時間はあるはずなのに、家事や仕事が気になって集中できない…(T.Kさん 東京都44歳) 【アドバイス】まずはやるべきことを具体的に把握しましょう。漠然と仕事や家事をしなきゃと思っていると、ずっとそのことが気になってモヤモヤしがち。1日にやるべき内容と時間を明確にすると、思ったよりは重いタスクではない、なんてことも。 やらないことを決めるのも手! 家事や仕事は、どこまでやるかを決めないと際限がありません。今日はトイレだけを完璧に掃除し、玄関はやらないなど、やらないことを決めるのも有効です。
積極的な休養は大切な自分時間!睡眠を先に確保しても
【お悩み】疲れていてなにもやる気が起きず、ダラダラ時間を過ごしてしまいます…(M.Sさん 千葉県45歳) 【アドバイス】疲れているときは、休むことを優先。ダラダラして、気づくと睡眠時間がたりていないというケースも。11時前には寝るなどと決めて積極的に休んだ方が、日中のパフォーマンスが上がります。
物理的に1人になれる時間の確保を
【お悩み】家族の邪魔が入り、落ち着いて自分時間を過ごせません(S.Nさん 大阪府43歳) 【アドバイス】キッチンの横に自分の専用スペースをつくったり、カフェに行ったり、物理的に1人になれる時間をつくりましょう。家族と一緒にいるときは、掃除をしたり洗濯物をたたむなど、作業をする時間に。
とにかく脳に入る情報を減らす
【お悩み】すぐにできる頭と体のリフレッシュ方法はありますか?(Y.Kさん 山口県51歳) 【アドバイス】日々たくさんの情報にさらされていると、頭も体も休まらないもの。目を閉じて深呼吸し、視覚情報を遮断するとリフレッシュ。好きな音楽を聴いたり、部屋をすっきりさせるのも効果があります。
ESSE編集部