トッテナムMFベンタンクールの発言が発端

日韓のエース、久保建英とソン・フンミン。トッテナムでの共闘はあるのか。(C)Getty Images

　騒動がまさかの方向に飛び火した。 　英公共放送『BBC』によれば、ウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールが母国の番組に出演した際、司会者からトッテナムで共に戦う韓国代表FWソン・フンミンのユニホームを求められると、「ソニーの？ みんな同じように見えるから、ソニーの従弟かもしれないよ」と返答。これがアジア人に対する差別的な発言だと、猛批判に繋がった。 【PHOTO】華やかコスチュームでエールを送る韓国女子サポを特集！ 　ベンタンクールはインスタグラムのストーリーで、「起きたことについて謝罪する。あれはひどい冗談だった」と謝罪。しかし、正式な謝罪文でないうえ、ジョークで済ませようとした態度にも非難が集まり、全くの逆効果となった。 　騒ぎはより大きくなるなか、著名なトッテナムファンによる投稿も問題に。同クラブが日本代表MF久保建英に獲得オファーを出したという報道を受け、Xに次のように綴ったと韓国メディア『Xports News』が伝えている。 「ベンタンクールは、パスの選択肢としてサイドにいるソンとクボを見ていた（同一人物だと思ったらしい）」 　要するに、「日本人と韓国人の区別もつかないだろう」というニュアンスの完全に悪ノリだ。このファンも自分が間違っていたと気付いたのか、ほどなくして、認証バッジが付くアカウントからの投稿は削除された。 　ただ、モヤモヤは決して消えるものではない。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部