「彼が一番根性ある」3バックが大当り!堂安律が感服した日本代表の“意外な人物”は?「予想外れてました?」【現地発】
「いくら選手の能力があるとはいえ…」
日本代表は、北中米ワールドカップ・アジア最終予選第1節の中国戦で、3-4-2-1を採用。ウイングバックの右に堂安律、左に三笘薫を配する超攻撃的な布陣が機能し、7-0で圧勝した。 【画像】日本代表の中国戦出場16選手&監督の採点・寸評を一挙紹介。5人が最高評価の7点。MOMは3点に関与した20番 この3-4-2-1は、ミャンマーとシリアに5-0で勝利した6月シリーズでテストしていたとはいえ、あくまで4-2-3-1が停滞した時やどうしても得点が欲しい時などに使うオプションだと見る向きが少なくなかった。 過去2大会で敗れている最終予選の初戦ということもあり、森保一監督は無難な策を取るだろうと考えていた。それが、蓋を開けてみれば、最初から3バックを採用し、歴史的な大勝。少なからず驚きを与えた。 その一戦で右ウイングバックを務めた堂安は9日の取材で、3バックについて、「予想外れてました? 合ってる人いなかったですか?」と逆質問した後、指揮官の大胆な策を、独特の表現でこう称えた。 「森保さんの腕というか、そこ(選手)を信頼して、いくら選手の能力があるとはいえ、最終予選という緊張感がある中で、プラス4年前、僕たちが立ち上がりの初戦で失敗している中で、それをチャレンジできるのは、森保さんの相当な自信というか、本当に彼が一番根性あるなって思うぐらいそれをできるので」 26歳のレフティは、「それに選手も応えるようにチームとしてのパフォーマンスを発揮できましたし、選手としては、それ(3-4-2-1)で行くんかってサプライズよりもこっちの方が確かに良さそうだねっていう感覚は正直ありました」と言葉を続けている。 想定外のサプライズではなかったものの、森保監督の思い切りの良さには感服したようだ。 取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
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