【NFL】存在感が薄れていた昨季を経て今季は「話題を提供するつもり」とベンガルズQBバロウ
ベンガルズはバロウを全体1位で指名。バロウがプロの試合に適していることはすぐに明らかになり、NFLのスピードに動じることなく、先発クオーターバックとしての役割を果たした。しかし、バロウは膝の負傷により、有望視されていたルーキーシーズンを早々に終えている。
2021年シーズンに驚異的な復活を果たしたバロウは、ベンガルズを第56回スーパーボウルに導いた。その試合では、惜しくもロサンゼルス・ラムズに敗れている。2022年はシーズンを通して健康を維持したバロウだが、2023年にはトレーニングキャンプでふくらはぎを負傷。それはシーズン序盤にも支障をきたした。最初の1カ月で苦戦を強いられた後、バロウとベンガルズは好調に転じるかと思われたが、手首のケガ(およびその後の手術)によってバロウは残るシーズンを欠場している。
2021年はシーズン開幕を迎える前に、膝の手術から回復を目指すバロウの状態に大きな注目が集まっていた。今オフシーズン、バロウはすでに手首に関する複数の基準をクリアしており、最近では健康を維持することが最優先事項だと認めている。
毎年、健康を維持できることを証明するまで、バロウの健康状態は常に問題視されるだろう。出場し続けることを目標に掲げる一方で、バロウにはより大きな目標もある。無理にでもNFLで話題に上ろうとするのは良いスタートだと言えよう。