東コレ2025年春夏は国際色豊かに 「ドリス」出身の「テルマ」や「フェティコ」「サルバム」など参加
今シーズンは海外からの参加ブランドが増えた。イタリアから初参加の「ハウス オブ ムアムア(HOUSE OF MUAMUA)」をはじめ、中国の「ユェチ・チ(YUEQI QI)」、タイの「ウィシャラウィッシュ(WISHARAWISH)」、台湾の「セイヴソン(SEIVSON)」、フィリピンの「ピーエッチ モード トーキョー バイ エムエフエフ(PH MODE x TYO by MFF)」といった、過去に「RFWT」に参加歴のあるブランドもショーを実施する。
全体の参加ブランド数は減少傾向
運営側も2月・7月のイベント開催に意欲示す
一方で、全体の参加ブランド数は、24年春夏シーズンの50、24-25年秋冬シーズンの43と比較すると減少傾向だ。「RFWT」は24-25年秋冬シーズンから審査基準を厳格化しており、参加ブランド数に影響しているという。さらに古茂田博JFWO事務局長は、「春夏というシーズンの都合上、特にメンズブランドの参加が減った。6月に開催されたパリ・メンズ・ファッション・ウイークに合わせて、少なくないメンズブランドがすでに発表を済ませてしまったためだ」と話した。
「RFWT」は、パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨークで行う世界4大ファッションウイークを鑑みて、そのどれもと被らない時期に「RFWT」を開催せざるを得ない状況にだ。古茂田事務局長は「とはいえ、東京のファッションウイークがバイヤーの買い付け時期の終了間際になってしまうのは、参加ブランドにとってビジネスチャンスを逃すことにつながる。まだ具体的な策は検討中であるが、2月・7月にもブランドをサポートできるプログラムを企画していきたい」と意欲を見せた。
【2025年春夏RFWTスケジュール】 ※★は初参加ブランド、■は海外からの参加ブランド、●はウェブで発表
9月2日(月) 11:30 「テルマ」★ 13:00 「ハウス オブ ムアムア」★■ 15:00 「ハイドサイン(HIDESIGN)」 16:30 「ピーエッチ モード トーキョー バイ エムエフエフ」■ 18:00 「ミツル オカザキ(MITSURU OKAZAKI)」 19:30 「シンヤコヅカ(SHINYAKOZUKA)」