NTTドコモの新料金プランがスタート ── 従来プランとどっちがお得?
NTTドコモが、いよいよ6月1日から新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」をスタートします。この基本プランである「カケホーダイプラン/データプラン」の事前予約件数が、5月15日の受付開始から10日間で100万件を突破、5月25日には120万件に達するなど大きな反響を呼んでいます。この新料金プランは、旧料金プランと比べてどのくらいお得なのでしょうか?
6種類の基本プランと7種類のデータプランを組み合わせ可能
カケホーダイ&パケあえるは、国内通話が24時間定額になる「カケホーダイプラン」や、データ通信のみに特化した「データプラン」など6種類の基本プランと、7種類のデータプランを自由に組み合わせられるというものです。 データプランについては、1人で利用するユーザー向けの「データS/Mパック」、家族ユーザー向けの「シェアパック10/15/20/30」、らくらくスマートフォン向けの「らくらくパック」を用意。データパックは1人で複数端末のデータ通信量をシェア、シェアパックなら最大10人までの家族間でデータ通信料をシェアできます。たとえば、4人家族のうち1人がパケットパックへ加入すると、残りの3人は月額500円の「パケあえる」オプションに加入するだけでパケット定額が利用可能となります。 また、契約年数に応じて割引額が変わる「ずっとドコモ割」、25歳以下のユーザーには毎月500円分の割引適用と1GBのボーナスパケットをプレゼントする「U25応援割」と、新たな割引サービスも登場しました。
カケホーダイプランは約49分間の通話で元が取れる
それでは、その内容を従来プランと比べてみましょう。まず通話料の部分に注目すると、従来プランである2年契約の「タイプXiにねん」が月額743円(税別)なのに対し、カケホーダイプランは月額2700円(税別)で一見かなりの値上げに感じるかもしれません。しかし、タイプXiにねんは低価格ながらながら無料通話分がなく、30秒あたり20円の通話料がかかります。確かに、NTTドコモ間の通話限定で24時間無料になる割引サービス「Xiカケ・ホーダイ」もありますが、これらを除くと約49分間の通話で元が取れる、といったところです。